革の種類について
栃木レザー
ピットでじっくりとなめした栃木レザー製サドルレザー。
ツヤが控えめなアニリン染色仕上げのヌメ革です。
コシのある“タンニンなめし”で使い込むほど馴染んでいきます。
タンニンなめしは古くから行われている技法で、植物から抽出されるタンニンを液体に加え、その液体に数ヶ月じっくりと皮を浸け、そのまま表面加工をすることなく仕上げる手法です。
タンニンなめしは非常に手間がかかるうえ、時間も要します。職人の手によってじっくり時間をかけて作られるその革製品は耐久性と伸縮性に優れておりタンニンなめしならではの革の色合いや質感、表情の変化といった経年変化を楽しめます。
色の種類
■ベージュ
■ブラック
■ネイビー
■ブラウン
■チョコ
■グリーン
■イエローオーカー
■レッド
■オレンジ
姫路レザー
姫路レザーは“クロムなめし”と呼ばれる加工方法が使われています。
クロムなめしは、製造工程において化学薬品である「塩基性硫酸クロム」を使用しており、耐久性が高く傷つきにくい、伸縮性や柔軟性に優れる、熱に強い、経年劣化が出にくいといった特徴を持つ加工方法です。
クロムなめしの技法を用いると薄くて軽く、加工処理時間の短縮による効率化も実現できる為コストパフォーマンスを抑えながら、質の高い革を提供することができます。
クロムエクセル
ホーウィン社のクロムエクセルレザー。
Horween社は、1905年にアメリカはシカゴにて創業された皮革鞣しのメーカーです。
選別によって選び抜かれた原皮を“コンビなめし”という方法でなめし、牛脂、蜜蝋、植物性脂,魚脂などの計4種類以上の油脂をブレンドした、特性オイルを塗りこみ皮革に浸透させた牛革の、Horween社独自の製品名です。
他の革より油分が多く質感や重圧感が他の革とは比べられない独自の雰囲気があり手に馴染んでいきます。